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【KB.110】「ものづくりをする人」
ここ最近家に帰るとゲームのオンライン対戦に一喜一憂する日々を過ごしています。
もっと上手くなりたいです。
それでは本日も張り切って KEN.B-log (ケンビーログ)をお届けします!
今回は「ものづくり」についてです。
以前自分のバイブルである漫画を紹介しましたが、
それに続きもうひとつ自分イチオシの漫画も交えて話したいと思います。
今回は無しに挟むのはこの漫画。山口つばさ先生の「ブルーピリオド」です。
主人公の高校生が絵を描くことに魅了され、東京芸術大学への入学を目指すことから始まります。
この作品には「ものづくり」をすることの楽しさ、辛さ、もどかしさが見事なまでにリアルに描かれていて
少しでも「ものづくり」をする人間にとっては共感と同時に生傷を与えてくる、そんな作品です。
「自己表現」や「社会風刺」作品を世に出す人々はそれぞれの理由や意義を持っている方が多い気がします。
上記のような姿勢がある種現代の美術や作品に無意識に求められている要素のように感じますし、
現にその要素を含んだ方がより多くの人に広く知られるという利点もあると思います。
ですが、「人に理解してもらう為だけに作品を作るのか?」と聞かれれば「違うだろ!」と感じるわけです。
そんな折自身の仕事に目を向けてみると、、、
建築業界はあくまでお客様の希望に沿ってプランを提案するので前者的なケースが多い気もしますが、その反面お客様が求める以上のプランを提案し、気に入ってもらえることもあります。
その時に感じるのは「ものづくり」を誰かの為にしていたとしても、その提案のいくつかは「お客様の理解の外側」に及んでもいいということです。勿論要望を満たした上での話ですが。
「え!こんなプランもできるんですね、でも確かにこれは面白そう。」と言ってもらえた時は
勇気を出して提案した甲斐があったなと感じます。
提案も含め十人十色ですがどちらの姿勢で向き合うにしても共通することがあると思います。
それは自分の作品を世に出す「勇気」と「責任」です。
作品が人の目につくところに出る。それは共感だけでなく、意図していない反感を買うこともあるということです。同時に言葉と同じように他者を容易に傷つけてしまうこともあります。
それを理解した上で、自分なりに考えて出た結果であればその時初めて自分の中で
「理解されなくてもいい」と感じれるようになる気がします。
勿論いろいろなものづくりが世の中にはありますが、
そんな姿勢や思考を続けて、死ぬまで何かしらは作り続ける人生にしたいなと思っています。
それでは本日はこのあたりで!
次回 KEN.B-log は10/26(木)の更新となります!
(オネストアーク) 2023年10月19日 12:00